チチブの石灰、次はセメントだゾッ。 [├ Florist Rides~flow(ツー)]
先月行ったツーレポのスピンアウト版です。
秩父の鉱山集落をフィーチャーします。
別レポだと意気込んだ割にはほぼヶ月の月日を流してまいました。
「錦秋と白銀、ツー。(http://re-miyomiyo.blog.so-net.ne.jp/2009-11-07-m)」
その間、いったい何をしてたんでしょーか。
惰眠を貪ってただけですが何か。
っちゅー訳で今年(2009年)最後のツーレポです。キット
県道号に入りひたすら上流方向に進むとやがて鉱山集落が見えてきます。
間もなく最大の目印となる郵便局が見えてきます。
記念に年賀はがきを買って帰っても区別がつきません。
ならばATMで出金でも、と思いましたが佇まいからして機械は無いでしょう。タブン
妄想では現役鉱山だけに、入口付近にゲートや物々しい看板があるのかと思いました。
なので郵便局にバイクを停めて歩こうと思ってました。
しかし全く無防備なので、そのままバイクで県道の行けそうな場所まで進む事にしました。
鉱山の入り口を過ぎ、道路から電線が尽きる地点まで進む計画にします。
しかしもう先は無理、みたいな道になっても電線はどこまでも続くのでした。
道はどんどん狭く、険しく、荒れていきます。
Uターン出来そうな場所を見つけて止まって、暫し考えを巡らします。
あっさりと断念を決意します (^◇^;)
「引き返すのは最大の勇気だ」とか何とでも自分に言い訳します。
さらに道路脇の石垣もどこまでも続いているのでした。
全く人の気配がしない場所です。
しかしよーく見ると木々に隠れるように建物を確認できます
使われているのかどうなのか、その時は考える余裕もありませんでした。
ぽっかり口を開けて、ただひたすら見つめてるだけです。
ここは雪国ぢゃありません。
廃れたスキー場でもありません。
石灰石が無造作に積まれてます。
ここで岩コレの人と話をしてやっと地上に立ってる気がしました。
とにかく何だかわかんないけどこの白いのは石灰石で間違いないみたいです。
とにかく岩石みたいな塊からビー玉くらいのサイズまでゴロゴロ落ちてます。
石灰って柔らかいのかと思ってましたが、おぢさんの指では全く歯が立ちませんでした。
後で思ったのですが、柔らかいっちゅーレベルをを勘違いしてました。
ついでにお煎餅の湿気防止にも役立たないと思われます。
表面は何かしっとりしてました。
中には明確に使用されていない施設もあります。
この共同浴場は入れないように木を打ち付けてあります。
いつまで使われたのかわかりません。
使われなくなって久しいと推察します
注意書きには少し受けてしまいました。
ピーク時の人口はどれくらいだったんでしょうか。
でもいくら使われてないのが明確だと言っても覗くのはイケナイと思います
電話ボックス(?_?)を見かけました。
扉が消滅してるので中が丸見えです。
電話機が野ざらし状態です。
これ以上ココに留まっててはいけません。
電話が鳴ったら出てしまいそうなので素早く立ち去ります。
電話に出たらおぢさんは億年後くらいには大理石の中から発見されそうです。
鉄塔が基だけ建ってました。
何のためのものなのかサッパリわかりません。
いくら見回しても本ぽっきりしかありません。
昔の坑道入り口付近なのでしょうか。
そうだったとしても関連性もわかりません。
とにかく建物の傍らに建ってます。
上に向かって狭くなってるのでクレーンでは無さそうです。
もしかして高圧線の鉄塔(?_?)とか思っても繋がりが見えないのでした。
どーも現在稼働してる部分より上流側は使われてないよーな気がします。
しかしどっちとも判別できない建物があったりして何とも言いよーがありません。
無人だと思って玄関先まで行って、住人と鉢合わせしてしまったら大変です。
タイムスリップしてしまいそうですッテソコ
そして現役部分です。キット
でも眼を凝らして右側を見ると何か潜んでます。
カモフラージュしてるわけでもないでしょうが、何でしょう。
おぢさんは中国の奥地にある遺跡に例えようとしましたが思い出せません。
最後に地面を見て帰ります。(笑)
周囲をぐるりと積まれた石灰岩で囲まれたこの場所の植生を眺めます
土壌はアルカリ性に相当寄ってると思われます。タブン
何か興味深い発見があるという確信があった訳ではありません。
ただ異様に株が地面にめり込んで生えていて、丈もやたら矮化してました。
っちゅー訳であまり突っ込んだレポにならなかったです _l ̄lO
とにかく的が絞れなかったです。
地域住民の生活圏にズカズカ入ってきて困ってるっちゅー情報も伝わってました。
センサーが現場では全く機能せずでした (^◇^;)
次に来る時は、隊長の後に付いてセメント勝負で望みたいです。(他力本願ぢゃっ。)
ではでは。
****
再びの大サービスありがとうございます。
1ヶ月も待った、というか、1ヶ月なら早かったというか・・・
ここは半分現役で、休日は完全に人の気配がないあたり、なかなか入っていきづらいもんがありますね。
風呂の注意書きにはかなりウケました。
こんなとこまで入りに来る部外者って、どこから来るんだ。
いや、人間ぢゃなかったりして・・・(怖)
あ、これを見て、行きたいから案内しろとか言い出すマイナリストがいたら、おぢさんにガイドをお願いしますんでよろしくです~m(_ _)m
by しろのぽ (2009-12-06 23:23)
すっごいレトロですね・・・
なんか自分の住んでる場所は横浜と言えど
田舎だと思ってましたが、プチ都会かも・・笑
電話にウケましたが、あの形の電話・・・・
見なくなりましたね・・・それだけでも
なんか貴重です。
木造が当たり前の時代(いつだ?古いってことです)
って感じがします。
石灰は素手で触ると肌が荒れますよ〜確か・・・
by oko (2009-12-07 08:18)
さっそく「案内しろ」と言って見る。
いや~~!これはすばらしぃ~!
1日居れます。
雪だるまもどきは是非完成させてほしかったです。
鉄塔はタブン索道用の鉄塔です。
鉄塔フェチってわけではないけど
僕はこの鉄塔だけで一回のレポを書いちゃいそうです。
by 響 (2009-12-08 03:31)
しろのぽさん、ありがとうございます。
今回も大出血大サービスで瀕死の状態です。
でも◎◎の血は不要です、迂闊に救急車にも乗れなくなってしまってます。
共同浴場の扉を開けて◎◎が野菜を売ってるくらいならまだシャレになるんですがネェ~。
案内?ここは地元の有識者であらせられる◎◎の出番でしょう。
by miyomiyo (2009-12-08 21:05)
okoさん、ありがとうございます。
タイムスリップした気がする場所です♪
自分の小さい頃の記憶には無い光景なので懐かしさは涌いてきません〜。
あの電話使えたら驚きですね♪
まだ着メロなど思いもしなかった頃ですよ♪キット
石灰は触ったらヌルヌルしましたよ、アルカリ性らしい感触です♪
by miyomiyo (2009-12-08 21:10)
響さん、ありがとうございます。
なら「早く来い」と返してみる。
すぐにでも関東まで飛んで来る勢いを感じます。
ここは案内役に美人マイナリストには無理ですが、斥候に◎◎を用意できますのでご安心下さい (・_・)(._.)
レトロなスキップも見られるでしょう。キット
鉄塔の謎も廃墟ハンターによる解明が待たれます。
長期取材体勢でのご来訪をお待ち申し上げております (・_・)(._.)
by miyomiyo (2009-12-08 21:18)
xml_xslさん、
トメサンさん、
shinさん、
ありがとうございます。
by miyomiyo (2009-12-08 21:20)